福祉施設士ってどんな資格?取得方法やメリットを紹介

介護系資格一覧~キャリアアップを目指して~

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DATE/2019.5.21

福祉施設士

福祉施設士とは

福祉施設士は、全国社会福祉協議会が運営している民間資格です。福祉の現場に直接携わるための資格としては、介護福祉士や介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)などが有名ですが、福祉施設士は福祉施設の運営・管理に携わるための資格になります。
福祉施設士は福祉施設をどのように運営し、どのようなサービスを提供していくかを身につける資格のため、行く行くは施設長や経営者として福祉に携わっていきたいと考えている方、あるいは現在運営・管理に携わっている方に向いています。特定の施設だけでなく、地域という広い視点で福祉サービスについて考えるのも、福祉施設士の特徴です。

介護福祉士とは

福祉施設士を取得するには?

福祉施設士は、試験ではなく、福祉施設長専門講座を受講し、修了後に取得することができます。福祉施設長専門講座は、全国社会福祉協議会が運営する中央福祉学院が実施しており、通信授業とレポート提出、2回のスクーリングで構成されています。講座は1年間の期間を要するため、受講するためのまとまった時間を確保することが必要です。また、2回のスクーリングは面接授業なので、神奈川の会場に直接向かう必要があります。現住所が会場から離れている方は、その点も踏まえた上で資格取得を検討したほうがいいでしょう。
試験はありませんが、面接授業があるため、講座の時間をしっかり確保し、着実に学習を進めて知識を身につけていくことが求められます。

介護福祉士とは

福祉施設士を取得後に得られるメリット

福祉施設士は、福祉施設の管理者・経営者及びそのポジションを目指している方に向けた資格です。財務管理や人的資源管理、リスクマネジメントなど、福祉施設長として必要な能力やマインドを講座で学ぶことができるため、施設の管理に携わる際に身につけた知識を活用できます。また、福祉施設の管理者・経営者として活躍している方にとっても、これまでの業務を振り返り、反省・改善する機会となります。福祉施設の運営に携わりながら、地域の福祉にも貢献していきたいと考えている方には有効な資格です。福祉施設士を取得するための福祉施設長専門講座は長い期間を要しますが、それだけの時間と労力をかけるだけの価値があるといえるでしょう。
福祉施設の管理者・運営者としてさらに能力を向上していきたい、ゆくゆくは福祉施設のリーダーとして活躍したいと考えている方は、同資格の取得も視野に入れておくといいかもしれません。

介護福祉士とは

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