まず取得する資格は介護職員初任者研修

介護系資格一覧~キャリアアップを目指して~

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DATE/2016.1.16

介護職員初任者研修

介護職員初任者研修とは

介護職員初任者研修は以前のホームヘルパー2級に相当する資格です。ホームヘルパー2級をわかりやすく説明すると、無資格者がまず初めに取得する資格でした。その上にホームヘルパー1級があります。現在はかつてのホームヘルパー2級を介護職員初任者研修と言います。現在介護士を目指す方が最初に取得する資格と言えます。無資格でも介護の仕事はできますが、介護を仕事にする方にとっては最低限取得しておきたい資格です。

介護職員初任者研修とは

取得の難しさと、受講する人達

介護職員初任者研修が「初心者には難しいんでしょ?」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、介護職員初任者研修は難しいことはありません。難しいと考える人たちのイメージとしては「介護事業所など経験のある人たちが多いため初心者向けではない」「そもそも資格を受ける人は頭が良い」などのイメージがあるかもしれないですね。しかし介護職員初任者研修は未経験の人でも年齢制限なく受けることが出来ます。未経験の方でも取得できる資格であるため、難易度は低く初心者向けの資格です。
受講する人を見ると、半分の割合を主婦が占めています。そして他には30歳~60歳の男性が多いです。主婦の方たちは資格を取り、安定して働ける職種を求める傾向がありますので受講される方が多いです。男性の方たちは再就職、転職を目指して受講することが多いですが、他にも外国の方など、受講する方は幅広いです。

取得の難しさと、受講する人達

取得までのカリキュラム

取得するまでに受講するべきカリキュラムは9科目で130時間の講義と演習です。これはどの受講先でも統一されているカリキュラムです。130時間という時間を長く感じる方も多いかと思いますが、資格を取るまでの時間として、130時間というのはかなり短いです。体感時間としてはもっと短く感じるはずです。仕事で言えば、8時から20時までの仕事を約1か月こなすだけなので、長く感じる方はほとんどいないはずです。内容としては問題をひたすら解き続けたり、暗記をし続ける内容ではなく、講師の方の現場の話などを聞きながら演習したりと、楽しく講義の時間は過ぎていくはずです。
カリキュラムの科目は以下の通りです。
1.職務の理解
2.介護における尊厳の保持・自立支援
3.介護の基本
4.介護・福祉サービスの理解と医療の連携
5.介護におけるコミュニケーション技術
6.老化の理解
7.認知症の理解
8.障害の理解
9.こころとからだのしくみと生活支援技術
10.振り返り
10項目ありますが、最後の「振り返り」は科目ではなく復習ですので実際は9科目となっています。そして、これらの科目を終えた後の修了試験で合格した場合、介護職員初任者研修の資格を取得できます。修了試験の内容は受かりやすく設定されていますのでしっかりと話を聞いてある程度勉強すればまず落ちることはありません。

取得までのカリキュラム

キャリアアップを考える方へ介護に関する資格をどのくらい知っていますか?いきなり高い目標を掲げてしまっては途中で挫折してしまうかも知れません。そこで様々な資格を知り、さらに取得のしやすさ、キャリアアップの測り方をご紹介します。その中で、自分に合う道を見つけましょう。Contact : carelicenselist@yahoo.co.jp

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介護職員初任者研修

介護の業界を目指すなら、まずはこの資格が必要と言えます。パートで働きたい主婦の方、またはこれから介護業界を背負って立ちたいと意気込む方等様々かと思いますが、まずは介護職員初任者研修を修了し、介護についての基礎を培いましょう。介護職員初任者研修を修了するまでの道のりと介護職員初任者研修の資格について知りましょう。続きはこちら