重要な役割を担う社会福祉士の資格

介護系資格一覧~キャリアアップを目指して~

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DATE/2016.5.14

社会福祉士

社会福祉士とは

社会福祉士は昭和62年5月の国会において制定された国家資格です。国家資格ですので取得するのはもちろん、仕事の責任も大きなものとなっています。そのため、他の資格と比べると給料の面、キャリア、スキルなどあらゆる面で大きな差が開く資格と言っても過言ではありません。
社会福祉士資格は「名称独占」と言われる資格で、資格を持たないものが「社会福祉士」という名称を使用するのが禁止されています。しかし、社会福祉士資格をもっていなければ業務につけないということはありませんので、医師や弁護士のような業務を独占する状態とは法律上なっていません。しかし専門職としての水準の高さを表しており、今後この資格を有する人達の増加に伴って実質的に業務独占と同じ状態となることが考えられます。

社会福祉士とは

仕事内容と適正

社会福祉士の仕事内容は多岐に渡ります。心身に障害をもった人、寝たきりの人など、なんらかの事情で日常生活を送ることが困難となり福祉の手を借りたい人達の相談役が主な役割です。しかし実際に相談だけ受けて終わることはありませんので、対策を考えて生活に必要な援助をします。
具体的には直接相談者の家庭を訪問したり、公的な社会福祉施設の窓口で相談を受けるなど、まずは話を聞くことから始まります。そして相談者に最適な支援を見つけ出し援助します。援助の内容としては、生活費や教育費などの受け取りや支払い援助、補聴器や車いすの支給、そして母子家庭の為の母子生活支援施設への入所手続きから介護職員の派遣に及ぶまで、全て社会福祉士の役割となっています。
そんな社会福祉士にふさわしい人とは、「人の役に立ちたい!」という情熱を常に持ち続けられる人と言えます。この気持ちがなければ、社会福祉士の重要な役割である悩み不安を感じる人達の立場となって真剣に考えることが出来ません。まず相手の立場になり考える能力があってこそ、周囲の問題の原因を正確に把握して最適な判断をすることができます。業務的な能力はこの情熱がある限り、後からいくらでもついてきます。

仕事内容と適正

社会福祉士の資格を取る

資格を取得するには福祉を学べる大学へ進学したほうが有利です。有利というだけで大学に行かなければ受験資格がないわけではありませんが、指定科目を学ぶ必要がありますので養成施設などで学ぶことが必要となります。受験資格を得た後に待っているのが国家試験です。この国家試験にて合格した者が有資格者として勤めることとなります。以上のことからわかるように受験資格を得ることからすでに簡単とは呼べない資格ですので、それだけ重要で広く深い知識が必要となることがわかります。しかし資格を取れば、キャリアを積むためには申し分ない資格であることも間違いありません。

社会福祉士の資格を取る

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